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4人家族のガス代の平均額は?料金形態・高くなる要因・節約方法も解説

ソファでくつろぐ4人家族
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4人家族で暮らしていると、ガス代が月1~2万円を超えたり特定の時期だけ高くなったりして、「これは高いのでは?」と感じることはありませんか。

総務省の「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」によると、2025年における4人家族のガス代平均額は月5,112円です。ただし、季節や地域、ライフスタイル、ガスの種類などの条件によっては、ガス代が高くなってしまうケースもあります。

この記事では、4人家族のガス代の平均額を条件別に紹介しつつ、場所別の節約方法について解説します。

4人家族のガス代の平均額

白い電卓
(出典) pixta.jp

総務省が公表している「家計調査」の年次データによると、4人家族における2025年のガス代平均額は1カ月当たり5,112円でした。

3人家族の平均額は5,096円となっており、金額に大きな差はありません。一方、5人家族の平均額は4,877円で、世帯人数が5人以上になると、かえってガス代が下がるケースも見られます。

世帯人数とガス代が比例しない理由は、以下のような要因が考えられます。

  • 大人数世帯では、間を置かずに連続して入浴する傾向があり、追い焚きの回数を抑えられる
  • 一度に多くの量を調理することで、一人当たりのガスの使用量が減っている
  • 大人数世帯が住むような比較的新しい戸建住宅では、高効率給湯器など給湯効率が高い設備を使っている
  • 人数が多いほど節約意識が働きやすい

ガス代の平均額は、季節や地域などの条件によっても変動します。ご自身の家庭状況と照らし合わせながら確認しましょう。

年別の平均額

総務省の「家計調査」を基に、4人家族が毎月支払うガス代の平均額を年別にまとめました。

【4人家族のガス代平均額(月)】

ガス代
2021年4,882円
2022年5,427円
2023年5,284円
2024年5,015円
2025年5,112円
※出典:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯|政府統計の総合窓口

2021年から2022年にかけて平均額が上昇した理由としては、世界情勢の不安定化や急激な円安による燃料価格の高騰が挙げられます。

天然ガスや石油などの燃料価格が上がると、従量単価に反映される「原料費調整額」も上昇します。その結果、ガス代全体が高くなってしまうのです。

季節別の平均額

2025年の「家計調査」を基に、4人家族の季節別のガス代平均額をまとめました。

【季節別のガス代平均額(月)】

季節ガス代
春 (2025年4~6月)6,046円
夏 (2025年7~9月)3,463円
秋 (2025年10~12月)3,792円
冬 (2025年1~3月)7,148円
※出典:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯|政府統計の総合窓口

冬にガス代が高くなりやすい理由は、給湯や暖房でガスの使用量が増えるためです。

洗い物や洗顔でお湯を使ったり、暖房を長時間つけたりする機会が増えることで、ガスの消費量も多くなりやすい傾向にあります。

特に、世帯人数が多いほどガスの使用量は増えやすいため、給湯や暖房の使い方には注意が必要です。

地域別の平均額

4人家族の地域別ガス代の公的データはないため、ここでは総世帯のデータを基に紹介します。

各地域の平均額を、夏季と冬季に分けてまとめました。

【地域別のガス代平均額(月)】

地域夏季
(2025年7~9月)
冬季
(2025年1~3月)
北海道地方2,628円5,801円
東北地方2,991円4,403円
関東地方3,106円6,424円
北陸地方1,906円4,845円
東海地方3,413円6,131円
近畿地方3,022円6,664円
中国地方2,068円4,033円
四国地方2,788円4,141円
九州地方2,472円4,679円
沖縄地方2,984円4,785円

冬にガス代が上がりやすいことから、北海道などの寒冷地が最も高くなるイメージを持たれがちですが、関東地方や近畿地方の方が高くなっています。理由は、寒冷地と都市部で暖房事情や生活スタイルが異なるためです。

寒冷地では石油ストーブなどの灯油式暖房を使うケースが多く、都市部よりガス使用量が少ない傾向があります。

一方、都市部では共働き世帯が多く、入浴や調理を別々の時間で行うことが多い点もガス代が高くなる要因の一つです。

ガス代は家族構成やライフスタイルの違いでも変わる

ガス代の平均額はあくまで目安で、実際のガス代は家族構成やライフスタイルによっても大きく変わります。

4人家族は「夫婦+子ども2人」が一般的ですが、「夫婦+子ども1人+親1人」といった構成もあるでしょう。生活時間帯が異なると、入浴や調理のタイミングがずれてしまい、ガス代が上がりやすくなります

次のようなライフスタイルの違いが、ガス代に影響します。

  • 入浴方法(シャワー派or湯船派)
  • 食生活(自炊派or外食派)
  • 休日の過ごし方(インドア派orアウトドア派)

たとえば、毎日湯船に浸かる家庭では、入浴の間隔が空くほど追い焚きの回数が増え、ガス代が上がりやすくなります。

一方、シャワー中心の家庭では、利用する人数が多ければ使用時間が長くなり、その分ガス消費量も増えます。

ガス代の料金形態はガスの種類で決まる

LPガス(プロパンガス)の配送トラック
(出典) pixta.jp

ガスは、大きく「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」の2種類に分けられます。料金形態や供給方法が異なり、一般的にプロパンガスの方がガス代は高くなる傾向があります。

都市ガスプロパンガス
原料液化天然ガス
(LNG)
液化石油ガス
(LPG)
供給方法地下の配管から供給ガスボンベから供給
※一部、配管供給もあり
供給エリア都市部全国
発熱量低い高い
(都市ガスの約2.2倍)
料金形態基本料金+従量料金基本料金+従量料金+設備料金

プロパンガスの料金には、ガスボンベを各家庭に届けるための配送費や人件費などが反映されます。

料金形態は、毎月固定でかかる「基本料金」と使用量に応じて増える「従量料金」、「設備料金」を加えた三部料金制が採用されています。

設備料金とは、ガス会社が立て替えた設備の初期費用を、分割で請求している料金のことです。基本は持ち家の人にしかかからない料金です。

ガスの1㎥当たりの金額

環境省の統計データを基に、都市ガスとプロパンガスの1㎥当たりの金額を算出しました。

エネルギー
消費量
1㎥当たり
の金額
年間支払額
都市ガス177㎥約171円3.02万円
プロパンガス23㎥約878円2.02万円
※出典:令和5年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査|環境省

年間支払額だけを見るとプロパンガスの方が安く見えるのは、ガスの使用量自体が少ないためです。プロパンガスは発熱量が高く、都市ガスよりも少ない量で十分なエネルギーを得られます。

一方で、1㎥当たりの金額は都市ガスの約5倍に相当するため、発熱量を考慮しても最終的にはプロパンガスの方が割高な傾向にあります。

地方の都市ガスは、都市部と比べてガス代は高い傾向があります。
プロパンガスは自由料金制でガス会社によって価格差が生じるため、地方では都市ガスよりプロパンガスの方が安くなることもあります

地方でプロパンガスから都市ガスに切り替えを検討する際は、基本料金と単価をしっかり見比べてましょう。

4人家族でのガス代が高いときに考えられる要因5つ

お皿を水洗いしている手元
(出典) pixta.jp

4人家族で「ガス代が高い」と感じたときは、日々の使い方や設備に原因があるケースが多いです。ここでは、ガス代が高くなりやすい主な要因を5つ紹介します。

  1. お風呂やキッチンでお湯を使い過ぎている
  2. お風呂の追い焚き回数が多い
  3. 暖房を頻繁に使っている
  4. キッチンでガスを多用している
  5. 給湯器や暖房が劣化している

順番に解説します。

1.お風呂やキッチンでお湯を使い過ぎている

家庭のガス代は給湯の割合がおよそ7~8割を占めるといわれています。そのため、お風呂やキッチンでお湯を使い過ぎると、ガス代の上昇は避けられません

湯船に浸からない場合でも、家族4人がそれぞれ長時間シャワーを使えば、大量のお湯を消費してしまいます。また、お湯の設定温度やお湯張りの量にも注意が必要です。

2.お風呂の追い焚き回数が多い

お風呂の追い焚きはガス使用量が多く、回数が増えるほどガス代も高くなります。

4人家族は、仕事・学校・習い事などで入浴時間がバラバラになりがちです。入浴間隔が空くとお湯が冷めてしまい、そのたびに追い焚きを使うため、使用回数も増えやすくなります。

3.暖房を頻繁に使っている

ガスファンヒーターや床暖房を多用すると、その分だけガス代もかかります。4人家族はリビングが広い住宅に住んでいるケースも多く、部屋を暖めるのに時間がかかりやすいのも特徴です。

また、親との同居や子どもの長期休みなどで在宅時間が長くなると、暖房をつける時間も自然と増えます。その結果、ガス代の上昇につながります。

さらに、暖房の設定温度を高めにしている場合も、ガス代がかかりやすくなるため注意が必要です。

4.キッチンでガスを多用している

4人分の料理をつくる必要があるため、ガスコンロを使う時間が長くなりがちです。家族ごとに食事時間が異なると、再調理や温め直しが増えて、ガスの使用頻度も高くなります。

また、寒い時期に洗い物をする際、お湯の流しっぱなしはガスの無駄遣いにつながります。

5.給湯器や暖房が劣化している

給湯器や暖房機器は、使い続けるうちに経年劣化で熱効率が下がっていきます。効率が落ちると必要以上にガスを使うため、ガス代も高くなってしまいます。

また、機器の年式が古い場合は、劣化していなくても性能が低く、ガスの使用量が増えやすいケースもあります。

【場所別】4人家族が取り組みやすいガス代の節約方法

エアコンのリモコンを操作している女性
(出典) pixta.jp

4人家族が今日から実践できるガス代の節約方法を、ガスの使用場所ごとに「お風呂」「暖房」「キッチン」に分けて紹介します。

お風呂

お風呂でのガス使用量を減らすには、次の方法が効果的です。

  • 入浴の間隔を空けず、追い焚き回数を減らす(※年間約6,190円の節約)
  • 湯船にフタをして保温する
  • シャワーヘッドを節水タイプに交換する
  • シャワーの時間を1分短縮する(※年間約2,070円の節約)
  • お湯の設定温度を少し下げる

※出典:無理のない省エネ節約|資源エネルギー庁

暖房

暖房のガス代を抑えるには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 暖房の設定温度を少し下げる(※1℃下げると年間約1,320円の節約)
  • 暖房の稼働時間を短縮する(※1日1時間減らすと年間約2,050円の節約)
  • 断熱シートや厚手のカーテンなどの暖房グッズを活用する
  • 上着やひざ掛けを活用する

※出典:無理のない省エネ節約|資源エネルギー庁

キッチン

キッチンでは、使い方を少し工夫するだけでも節約につながります。

  • 鍋のサイズに合わせて火力を調整する(※強火を中火にすると年間約390円の節約)
  • 野菜の下ごしらえに電子レンジを活用する(※年間約1,000円の節約)
  • 洗い物はできるだけ水を使う
  • 食器洗い乾燥機はまとめ洗いをする
  • お湯は電気ケトルで沸かす

※出典:無理のない省エネ節約|資源エネルギー庁

ガス代を節約する際はガス会社やプランも見直してみよう

スマートフォンの画面を見て微笑む夫婦
(出典) pixta.jp

4人家族はガスの使用量が比較的多いため、ガス会社や契約プランを変更することで、ガス代をお得にできる可能性もあります。

見直しの際は、次のポイントを確認してみましょう。

  • ガス代の内訳(基本料金・従量料金)
  • 解約金の有無
  • 割引の適用条件
  • キャンペーンや特典の内容

電気とガスのセット契約を選べば、ガス代だけでなく電気代の節約にもつながります。支払先を一本化できるため、家計管理がしやすくなる点もメリットです。

都市ガスと電気に関しては、マンションが一括供給契約などでなければ賃貸でも切り替えが可能です。プロパンガス(LPガス)は、賃貸の集合住宅だと切り替えが困難なため注意しましょう。

4人家族のガス代を節約したいなら全員の協力が欠かせない

4人家族では、生活時間帯の違いから入浴や調理のタイミングがずれやすいものです。

ガス代を節約するには、お風呂・暖房・キッチンの使い方を見直し、家族全員で協力しながら効率良くガスを使うことが大切です。

また、ガス会社を見直すだけでガス代が安くなるケースもあります。自分の生活環境に応じて、電気とのセット契約を含めて検討し、無理なくガス代を節約しましょう。

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LIFE STYLE編集部
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「累計20万件以上」のライフライン商材を取り次いできたライフスタイル事業部。その知見をもとに、皆さまのライフスタイルが少しでも良くなるように、電気・ガス・ウォーターサーバーの最新情報をお届けします。
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