ウォーターサーバーはどういう仕組み?お湯・冷水がすぐ出る原理や便利な機能を紹介

水を飲む女性
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ウォーターサーバーは、使いたいときにすぐ、お湯や冷水を利用できる便利な家電です。

しかし、「なぜすぐにお湯や冷水が出るのか」「どのような仕組みなのか」はあまり知られていません。

そのため、この記事では、ウォーターサーバーの仕組みや便利な機能について解説します。

仕組みや機能を知っておくと、自身のライフスタイルに合ったウォーターサーバーを選びやすくなります

併せて、ウォーターサーバーを導入するメリットも紹介していますので、ウォーターサーバーを検討している方はぜひ参考にしてください。

ウォーターサーバーの基本の仕組み

部屋に設置したウォーターサーバー
(出典) pixta.jp

ウォーターサーバーとは、レバーやボタンを操作するだけで冷水やお湯を利用できる家電です。

本体には冷水タンクと温水タンクが内蔵されており、水を冷却・加熱して一定の温度に保つことで、必要なときに使えるようになっています。

ウォーターサーバーは主に「宅配水型(ボトル型)」と「浄水型」の2種類に分かれます。

宅配水型(ボトル型)
特徴水入りのボトルが定期的に届けられ、都度交換して使う
メリット・「天然水」や「RO水(※)」など、水の種類を選べる
水に一定の品質を求めている方におすすめ
※RO水:逆浸透膜(RO)フィルターを通して不純物を除去した水のこと
浄水型
特徴水道からサーバーに給水し、内部の浄水器でろ過して使う
メリット・ボトル交換の手間がなく、水のコストを抑えられる
水の消費量が多い方でも定額で利用できる

また、宅配水型はボトルを設置する場所によって「上置きタイプ」と「下置きタイプ」があります。

上置きタイプは、水のボトルをウォーターサーバーの上部に設置し、重力を利用して給水する仕組みです。
そのため、電気を使わないコック式やレバー式の上置きタイプは、停電時でも水を出すことができます。
しかし、設置時にボトルを高く持ち上げる必要があり、ボトル交換を負担に感じる方もいます。

下置きタイプは、ウォーターサーバー下部に水のボトルを設置し、電力で水を汲み上げて給水する仕組みです。
ボトルを持ち上げる必要がないため、楽に設置できるのが特徴です。

ウォーターサーバーで冷水を作る仕組み

ウォーターサーバーから冷水を注いでいる様子
(出典) pixta.jp

冷水を作る仕組みには、「電子式」と「コンプレッサー式」の2種類があります。
それぞれの仕組みを詳しく見ていきましょう。

電子式

電子式の場合、冷水タンクの外側に取り付けられた「ペルチェ素子」という半導体に電気を流して冷水を作ります。小型の冷蔵庫などに用いられている仕組みです。

電子式は作動音が静かなのが特徴で、静音性の高いウォーターサーバーを求めている方に適しています。また、コンプレッサー式よりも消費電力を抑えられる点も強みです。

ただし、冷水ができるまでに時間がかかるというデメリットもあります。

コンプレッサー式

コンプレッサー式の場合は、冷水タンクの外側に巻き付けられた金属管の中を、コンプレッサーによって冷媒ガスが循環して水を冷やす仕組みです。

エアコンや冷蔵庫にも採用されている技術です。

短時間で水を冷やせるのが特徴で、ウォーターサーバーはコンプレッサー式が主流となっています。

ただし、電子式に比べると消費電力が大きくなる傾向があります。

ウォーターサーバーでお湯を作る仕組み

お湯で淹れた紅茶
(出典) pixta.jp

ウォーターサーバーでお湯を作る仕組みには、主に「金属棒式」と「ヒーターバンド式」の2種類があります。
それぞれの仕組みを解説します。

金属棒式

金属棒式は、温水タンクの内部に設置された金属の棒(シーズヒーター)に電気を流して発熱させ、周囲の水を温める仕組みです。

電気ポットにも似た技術が使われており、多くのウォーターサーバーで金属棒式が採用されています。

お湯を使用すると温水タンクに新たな水が補給され、その都度加熱されるため、いつでもお湯を使えます。

また、金属棒式は熱伝導が速いため、設定した温度のお湯を作るのに時間がかからない点が強みです。

ヒーターバンド式

ヒーターバンド式は、温水タンクの周囲に熱を発する「ヒーターバンド」という装置を設置して水を温める仕組みです。

ヒーターバンドは、自由に形を変えられる薄型のヒーターで、広範囲を一度に温められます。

金属棒式よりも電気代を抑えやすいと言われていますが、お湯ができるまでに時間がかかる特徴があります。

ウォーターサーバーの安心・便利な5つの機能

水を飲む親子
(出典) pixta.jp

ウォーターサーバーには、冷水・温水を作る仕組みだけでなく、安心かつ便利に使うためのさまざまな機能が搭載されています。

主な機能を順番に解説します。

1.エコ運転機能

ウォーターサーバーは、水の温度を一定に保ったり雑菌の繁殖を防いだりするため、基本的に常時稼働させて使用します。

その際、「エコ運転機能」や「エコモード」が搭載されている機種であれば、消費電力を抑えられるのが特徴です。

例えば、部屋が暗くなるとセンサーが反応し、温水タンクなどの電源をオフにするといった機能が該当します。

2.水温調節機能

ウォーターサーバーの中には、水の温度を調節できる「水温調節機能」が搭載されている機種もあります。

ウォーターサーバーの出せる水の温度は「温水」と「冷水」の2種類が一般的です。一方、水温調節機能が搭載されている機種の場合、ぬるめのお湯(弱温水)や少し冷たい水(弱冷水)なども選択できます

水温調節機能は、冷たすぎる水が苦手な方や、赤ちゃんのミルク作りに弱温水を使いたい方など、使用する水の温度にこだわりたい方におすすめです。

3.再加熱機能

「再加熱機能」とは、温水タンク内のお湯を再加熱し、より高温にできる機能です。

通常の機種の場合、お湯は80~90℃で保たれているのが一般的ですが、再加熱機能が搭載された機種では、90℃以上のお湯も使えます

再加熱機能は、「アツアツのコーヒーが飲みたい」「カップラーメンのお湯に使いたい」といったケースで役立ちます。

4.チャイルドロック機能

「チャイルドロック機能」は、子どもが誤って操作しても簡単にお湯が出ないようにする機能です。

「やけど」などの事故を未然に防げるため、子どもがいる家庭には重要な機能といえます。

チャイルドロックは、子どもの手が届かない位置にロックを設けている機種や、2段階操作が必要な機種など、さまざまなタイプがあります。

5.クリーン機能

ウォーターサーバーの水は飲料や調理用に使用するため、衛生面を重視する方も多いです。

近年では、衛生面に配慮してクリーン機能が搭載された機種も増えています。
クリーン機能には、以下のようなものがあります。

  • UV殺菌機能
  • 水のタンク内に設置する抗菌パック
  • 外気のチリやホコリを除去するフィルター機能
  • 熱水の循環による殺菌システム

クリーン機能が搭載された機種を選ぶことで、より安心してウォーターサーバーを利用できます。

ウォーターサーバーには多くのメリットがある

グラスに注いだ水
(出典) pixta.jp

ウォーターサーバーを導入することで、以下のようなメリットが期待できます。

  • おいしい水をいつでも手軽に飲める
  • 温度調節された水を使える
  • 水を購入する手間がなくなる
  • 災害時の備蓄水としても活用できる

ウォーターサーバーは冷水・温水をすぐに使えるため、普段の飲料はもちろん、赤ちゃんのミルク作りなど温水が必要な場面で特に役立ちます。

また、重いペットボトルの水を買いに行く手間を減らせるほか、宅配水型(ボトル型)であれば災害時の備蓄水としても活用できます

最近はデザイン性の高い機種も多く、インテリアになじみやすい点も魅力です。

ウォーターサーバーの仕組みを理解して導入を検討しよう

ウォーターサーバーは、冷水タンクと温水タンクを内蔵しており、いつでも冷水やお湯を使えるよう温度管理されています

冷水の冷却方式や温水の加熱方式は機種によって異なります。

また、冷水・温水を作る機能に加え、エコ運転機能や水温調節機能、チャイルドロック機能、クリーン機能などを搭載した機種もあるのが特徴です。

ウォーターサーバーの導入を検討している方は、この記事で紹介した仕組みやメリットを参考に、自分に合ったウォーターサーバーを選んでみてください。

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LIFE STYLE編集部
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「累計20万件以上」のライフライン商材を取り次いできたライフスタイル事業部。その知見をもとに、皆さまのライフスタイルが少しでも良くなるように、電気・ガス・ウォーターサーバーの最新情報をお届けします。
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